監修医師

 

皆様こんにちは。監修をしております兵庫医科大学整形外科准教授の中山寛です。 私は現在兵庫医大にて、膝関節治療を専門に行っています。前十字靭帯再建術、半月板縫合術、軟骨治療などの治療に加え、変形性膝関節症に対しては半月板縫合や骨切り術という膝関節温存手術を行うことで、スポーツ復帰のサポートを行っています。

医学博士

膝関節鏡技術認定医

日本整形外科学会認定専門医

日本整形外科学会認定スポーツ医

日本体育協会認定スポーツ医 

 

私自身、学生時代にバレーボールをしていたこともあり、体力、筋力はあると思っていました。しかし、30代後半になるにつれて、仕事の疲れが取れなくなってきました。さらに寝違えやぎっくり腰が頻発し、手術にも影響するようになってきました。

39歳になり、このまま40代を迎えることに危機感を覚え、思い切ってパーソナルジムの門をたたきました。

約20年前に大手のジムには通っていたことはあるのですが、パーソナルジムは敷居が高い気がして、実際は門をたたくまでに2年かかりました。そこで、筋力がなくなっていたことが判明しました。仕事柄、自分が手術した患者さんにリハビリ、筋トレが大切ですと言っておきながら、自分のトレーニングができていませんでした。

以来、パーソナルジムでの筋トレを続けております。おかげで仕事の疲れ、寝違え、ぎっくり腰は皆無となりました。

皆様、糖質制限はご存じですか?

一度は皆様もご経験がおありになると思いますが、糖質は人間が活動するエネルギーとして必須のものです。ただ、糖質をカットするのではなく、タンパク質、脂質をバランスよく摂取し、それぞれの体に合ったカロリーでリバウンドのないダイエットもサポートいたします。

私自身がトレーニングを経験してきたことで、栄養学や筋力の大切さを一人でも多くの方に知っていただきたい思いからこのジムを監修しました。 

 

本邦のリハビリの現状 

 

入院中や退院後しばらくの期間は病院での通院リハビリを行いますが、現在の医療保険制度の下では、膝のリハビリは150日までという期限があります。

病院でのリハビリを行っていただいている間は筋力維持ができていても、リハビリ通院が終了してしまうと、習慣にならず、徐々に筋力が低下してくる方を外来で多く診てきました。

リハビリをしたいがどこのジムに行ったらいいかわからない、知らないジムは怖い、大勢出入りするジムは嫌だ、膝の痛みをわかってくれるジムがないなど、機械だけ置いてあってもどのように使えばいいか、どこを鍛えればいいか、どこのジムへ行ったらいいかわからないなどの患者様からの訴えも外来でよく聞きました。

そこで、膝が痛い方も術後の方も安心して筋力の維持(貯筋)、健康寿命の獲得ができる施設があればと考え、THE MEDICAL BODYMAKEを監修しました。 


 

下肢筋力の重要性 

本邦は超高齢化社会に突入し、平均寿命は世界でもトップレベルとなっています。しかし、平均寿命だけ伸ばしても意味がありません。自立して生活できる期間である健康寿命も延ばす必要があります。健康寿命と平均寿命の乖離が大きければ大きいほど、寝たきりで過ごす期間が延びることになります。

ロコモティブシンドローム(通称ロコモ)と言う言葉があります。ロコモになると寝たきりになる確率が高くなります。

 

皆様、40センチの台から片足で立ち上がることは可能でしょうか。

膝関節専門外来をしていますと、下肢の筋力が少ない方が多くおられます。近くの整形外科に通院しても湿布、痛み止めの薬の処方、膝への注射を繰り返すばかりで、一向に痛みが取れないばかりか、だんだん悪くなってくる方ばかりではないでしょうか。痛みの原因は必ずあります。

湿布、薬で散らせても根本的な治療にはなっていません。

筋力が低下していることが大部分の要素を占めます。筋力の低下は首、腰の痛みにもつながります。 内臓はどこも悪くないのに下肢の筋力が低下し、寝たきりになってしまう方が増えているのが現状です。

最も大切なことは生涯下肢の筋力を落とさないことです。

膝手術後も同様ですが、下肢筋力が低下すると転倒し、手首の骨折、脊椎の圧迫骨折、大腿骨頸部骨折など、新たな手術、入院が必要となってしまい、人生の大切な時間をロスしてしまいます。

特に膝は要です。O脚やX脚による変形性膝関節症により、筋力低下を来すとロコモにつながります。ロコモ予防に加え、スポーツを楽しむためにはそのスポーツをするための筋力が必要です。自分の膝は自分で守らないと誰も守ってはくれません。守るために最も重要なことは筋力をつけることです。Walkingをしているから大丈夫と思っておられる方も多いですが、walkingは有酸素運動です。有酸素運動では筋力アップにはなりません。

有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせることでスムーズな筋力アップにつながります。
 
▶兵庫医科大学整形外科准教授 中山寛監修 by THE MEDICAL BODYMAKE
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